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【初心者向け】日本酒の基礎知識:酒米、日本酒度、酸度を徹底解説!

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日本酒のキホン3 お酒
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前回の記事に続き、今回は日本酒の基礎知識
である酒米、日本酒度、酸度について分かりやすく解説します。

日本酒について

酒米とは?

酒米とは、酒造りに適したように開発された
お米です。
普段私たちが食べているお米とは異なり、
粒の大きさ心白の大きさタンパク質含有量などが酒造りに適するように改良されています。

酒米には様々な種類があり、酒蔵は目指す味に合わせて最適な酒米を選びます。
代表的な酒米としては、以下のようなものがあります。

  • 山田錦(やまだにしき):酒米の王者と呼ばれる最高級品種。フルーティーな香りと上品な旨味が特徴。
  • 五百万石(ごひゃくまんごく):粒が小さく、高精米には向かないが、キレのある辛口の酒に仕上がる。
  • 美山錦(みやまにしき):繊細で上品な味わいを持つ酒米。
  • 雄町(おまち):山田錦と並び称される酒米のもう一つの雄。力強く芳醇な味わいが特徴。
  • 八反錦(はったんにしき):キレと爽やかな香りが特徴。
  • 夢の香(ゆめのか):福島県で開発された酒米。五百万石よりも優れた酒質を実現。

日本酒度とは?

日本酒度は、日本酒の甘辛度を表す数値です。
日本酒 15℃を計量シリンダーに注ぎ、
「日本酒度計」と呼ばれる比重計を浮かべて
測定します。

  • マイナス:甘口(糖分が多い)
  • プラス:辛口(甘味が残らずキレがいいドライ)

具体的な数値と甘辛度の目安は以下の通りです。

  • -6以下:大甘口
  • -5.9 ~ -3.5:甘口
  • -3.4 ~ -1.5:やや甘口
  • -1.4 ~ +1.4:普通
  • -1.5 ~ +3.4:やや辛口
  • +3.5 ~ +5.9:辛口
  • +6以上:大辛口

酸度とは?

酸度は、日本酒に含まれる有機酸の量を表す
数値です。
日本酒 10mlに中和滴定を行い、使用した水酸化ナトリウム溶液の量をmlで表します。

酸度が高いと、濃醇でしっかりとした味わいになり、低いと淡麗でキレのある味わいになります。

日本酒度と酸度による味わいの分類

日本酒度と酸度を組み合わせると、以下の4つの味わいに分類されます。

  • 淡麗辛口:日本酒度がプラスで酸度が低い。キレのある辛口。
  • 淡麗甘口:日本酒度がマイナスで酸度が低い。まろやかな甘口。
  • 濃醇辛口:日本酒度がプラスで酸度が高い。しっかりとした辛口。
  • 濃醇甘口:日本酒度がマイナスで酸度が高い。濃厚な甘口。

まとめ

酒米、日本酒度、酸度は、日本酒の味を大きく左右する重要な要素です。
これらの知識を理解することで、より自分好みの日本酒を見つけることができるでしょう。

次回の記事では、2024年新酒鑑評会での福島県の結果についてご紹介します。お楽しみに!

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お酒
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